さいたま市は岩槻区、東岩槻駅前通りにある東いわつき動物病院です。
さて、やはり寒くなると猫の尿トラブルが増えてきます。
特に男の子の猫さんはご用心。
出が悪いなって思ったら、すぐに相談しましょう。
尿が出ない状態になると、亡くなることもあります。
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上記写真はストラバイト。
尿のpHが高い(アルカリ性)と出てくる石です。
近年の猫用フードは割と対策がとられており、極端にpHを下げるフードもあるようです。
するとストラバイトは出ずらくなるのですが・・・・
シュウ酸カルシムが出やすくなります。
これが厄介で、腎結石や尿管結石を作りやすいです。
シュウ酸カルシウムが出るなら、pHは高め(アルカリ性)になるようにします。
本来猫は肉食なので、尿のpHは酸性(5~6)です。
ですが、体質や生活習慣、感染によりpHが上がったり、下がったり、それに伴った尿石ができたり消えたり。
なので、pHが高くても、低くても『尿が出ない』という状態になりえます。
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表題のpHをあげるのか、さげるのかの回答は、石が出ない方にすればよいです。
どういう状態なのかによりけりですから、極端にpHを下げるフードは、過ぎたるは及ばざるがごとしになっていることも。。。
まずは、どういう状態かを把握するように尿検査を、せめて寒いときだけでもしてあげてください。
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